<公取委>独禁法違反容疑で量販店立ち入り(毎日新聞)

<公取委>独禁法違反容疑で量販店立ち入り(毎日新聞)

 取引上の立場が弱い納入業者に対し、不当な返品や従業員派遣を求めたとして、公正取引委員会は15日、大和ハウス工業の100%子会社で、ホームセンターを経営する「ロイヤルホームセンター」(大阪市)に独占禁止法違反(不公正な取引方法)の疑いで立ち入り検査に入った。

 公取委は同社の行為を独禁法が禁じる「優越的地位の乱用」にあたるとみている模様だ。公取委は「優越的地位の乱用」の摘発を強化しており、来年1月施行の改正独禁法で、課徴金の対象に含める予定だ。

 関係者によると、立ち入り先は本社と千葉市にある関東本部。同社は納入業者に対し、店舗の改装や閉店の際、売れ残り商品を一方的に返品したり、新規出店や改装で店舗をオープンする際に従業員を派遣させ、他社商品を含めた陳列作業に従事させた疑い。

 公取委は、合意に基づいて納入業者が自社製品のみを販売する場合や、派遣経費を小売店が負担する場合を除いて従業員派遣を禁止している。【苅田伸宏】

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